家は人間と同じように歳をとっていきます。特に外壁は365日雨の日も風の日も、真夏の降り注ぐ太陽の光も、寒風が刺すように痛む極寒の日もさらされ続けます。その結果、チョーキングといって壁を触るとチョークのような粉が手に付くようになっていったり、色落ち色むらが出てきます。
また、紫外線による影響は人と同じように深刻で、外壁に使用されるコーキング部分は、劣化すると痩せてひび割れを起こします。このような現象が起きるようになった時が外壁リフォームのタイミング。ひび割れがひどくなると、そこから雨水が侵入し雨漏りの原因になるので、そうなる前にメンテナンスをお勧めします。

よく間違えられますが、塗り壁とは塗装ではなく、左官職人が鏝(コテ)を使い、外壁・内壁に天然素材の土や漆喰、人工の樹脂系の材料を塗って仕上げる壁のことです。世界各地で古くから建築に使われており、日本でも長く使われてきているので、一度は必ず目にしているのではないでしょうか? サイディングやタイルのように既製品を張っていく外壁と異なり、塗り壁は左官職人の手作業により作り上げられる壁。味のある風合いが特徴でデザイン性も高いため最近では洋風の家に使われることが増えてきました。
塗り壁のメリット
- 左官職人による手作業なので世界に一つしかない独特な風合いの外壁に仕上げられる
- 塗装やサイディングのような目地のないフラットな仕上がりの外壁になる
- 仕上げ方次第で和風にも洋風にも良く合う
- 素材によってはメンテナンスがラクで長持ちするものがある
塗り壁のデメリット
- 一般的に新築・リフォームともに費用が高い
- 汚れやすい、割れやすい
- 職人の技術力に左右されやすい
匠屋では塗り壁に対する様々なデメリットを解消することが可能な、世界シェアNo.1の塗り壁材『Sto(シュトー)』を使い、メンテナンスが必要になった外壁のリフォームを行っています。
Sto(シュトー)の塗り壁材は水性のアクリル樹脂が入ったドイツ生まれの漆喰で、世界95ヶ国以上での使用実績、世界シェア・アメリカシェアともにNo.1を誇ります。
透湿性と耐候性が高い素材で、特にクラックの心配がないのが最大の特徴。これまでの塗り壁の問題を解決した安定性を実現しました。 また、ロータス効果により、壁自体が超撥水となり、汚れは雨水によって流れ落ち「ずっとキレイ」を実現できます。
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- 全体を包み込む工法で
ひび割れを削減 - 壁全体を覆う様にメッシュをベースコートで伏せ込みます。メッシュが強い引っ張りの力にも耐え、乾燥クラックの発生を大幅に抑えることができます。
- 全体を包み込む工法で
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- 蓮の葉効果の自己洗浄で汚れに強い
- ハスの葉の表面で水は水滴になり、汚れの粒を取り込みながら、簡単に表面を転がります。このため、雨が降るたびすぐに乾燥し、きれいになります。この効果を『ロータス効果』といいます。
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- 800色のカラーから個性を表現
- sto社オリジナルのカラーシステムは800色。黄・オレンジ・赤・紫・青・緑の6つのパートを基調とし、24のベーシックトーンがカラーホイールを構成しています。
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- メンテナンスを考えれば断然お得
- 他社の塗り壁は定期的にメンテナンスが必要になります。
Stoの塗り壁はメンテナンス費用は割高ですが、長期的にみれば大幅にコスト削減ができるのです。
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- 職人技と個性を楽しむ
豊富なバリエーション - 材料の特性を十分熟知した職人が生み出せる様々なテクスチャーが、さらに壁の表情を豊にします。お客様の好み・ご要望にお応えいたします。
- 職人技と個性を楽しむ
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- 窯業系サイディング
- セメントに繊維質を混ぜ、板状に整形した外壁材。機能性やデザイン性に優れており、日本で使われるサイディングボードのほとんどが窯業系サイディング。
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- 鉄板サイディング
- 鉄板と断熱効果のある板でできた外壁材。表面の素材には、「ガルバリウム鋼板」などが使用されており、軽量で断熱性もある外壁材。
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- ALC
- 軽量気泡コンクリートの一種。コンクリートに発泡剤等を加えて、硬化させたもの。水に浮き、断熱性・耐火性に優れる。壁・床・屋根材に利用される。
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- リシン吹きつけ
- モルタル外壁の塗装仕上げ法の一つ。上塗り塗装剤に骨材(小さな石や砂)を混ぜ、スプレーガンを使って吹きつける塗装方法。手で触るとザラザラとした感触の、細かいデコボコがある外壁に仕上がる。
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- モルタル
- モルタル壁は意匠性に優れ、深い味わいのある仕上がりになり、窯業系サイディングのように外壁同士の継ぎ目(目地部分)がなくコーキングの補修が不要といったメリットがある。
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- 他メーカー塗り壁
- 外壁の下地に土などを厚く塗ることでさまざまな模様を作り出す工事方法。左官職人の技術を活かした特殊な工法で、外壁だけではなく、内装などにも利用されている。
【既存壁:他社塗り壁/弊社施工指導・一部お施主様施工:吹付】
外壁リフォーム費用としては、サイディングなどの壁材比べると割高ですが、コスト面では 他の壁材は定期的(約10年毎)にメンテナンスが必要になるのに対し、Stoの塗り壁は約20年はメンテナンスの心配がないため、長期的にみれば大幅にコスト削減が可能です。
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- 塗り壁って高いイメージがありますが実際はどうですか?
- 「塗壁は憧れるけど、高いイメージがあります」と躊躇される方が多いとお聞きします。実際はどうでしょうか?正直申し上げると初期費用としては、サイディングなどの壁材に比べると割高です。お家にかかるコストは、初期費用だけではなく維持していくコストも考慮しなければなりません。壁材に関しても、定期的(およそ10年毎)にメンテナンスが必要になりますが、Sto(シュトー) の塗り壁は環境によりますが10年以上はメンテナンス不要の塗り壁です。
また折を見てメンテナンスしてあげることにより、リフォームすることなく永く持ち続けることも可能となり長期的にみれば大幅にコスト削減ができます。
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- 耐用年数はどのくらいですか?
- Stoの壁材はおよそ20年の耐用年数はありますが、汚れが気になり始めた時や、撥水効果が落ちた時が塗り替えの時期とお考えいただければと思います。また、そのときには違った色に塗り替える楽しみもあるメンテナンスになります。
サイディングの耐用年数はおよそ10 年と言われていますからトータルコストを考えると断然お得と言えます。
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- 他社で施工してもらった外壁でもお願いすることはできますか?
また、どんな既存の壁でも可能ですか? - もちろん他社施工の外壁でも大丈夫です!また対応可能な既存壁の種類として
窯業系サイディング/鉄板サイディング/ALC/リシン吹付/モルタル/他社塗り壁 となります。現状を把握したうえで最適な外壁リフォームをご提案させていただきます。
- 他社で施工してもらった外壁でもお願いすることはできますか?
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- 他県でもお願いすることはできますか?
- もちろん可能です。弊社で行っているSto施工認定講習会を受講した左官業者をご紹介いたします。お気軽にご相談ください。
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- お問合せや資料請求をしたら家に営業に来ることはありますか?
- 訪問営業や電話での営業は行っておりません。外壁リフォーム・内装リフォーム等ご相談やお問合せ、まずはお気軽にメールフォームからお問合せください。